増える夫婦墓

夫婦墓を購入する人が増えるだろうと予想されています

従来は、家という形に支えられた先祖供養が行われてきましたが、核家族化と高齢化社会の進展が先祖供養のあり方を変化させるようになってきました。昔は、三世代・四世代が一つ屋根の下で暮らすケースが普通でしたが、現在ではとても稀少なケースになっています。田舎へ行くとそのような形で暮らしている家族を見かけることがありますが、都市部では、夫婦と子供だけ、もしくは夫婦2人だけという世帯構成がごく普通になっています。多くの場合、子供は成長すると親元から独立します。離れて暮らすようになると、家族という意識が次第に薄れていきます。血が繋がっていたとしても、別の家庭だという気持ちが強くなる傾向があるため、お墓を購入する際にも、家族墓ではなく夫婦墓を選択するケースが多くなってきています。特に永代供養の夫婦墓は、今後ますます需要が高まるだろうと予想されています。

夫婦2人で永遠の眠りにつきたいと考えている場合には

ある程度の年齢に達している人は、自分の死後のことを考えてみることが大切です。死んでしまえば何もわからなくなってしまうのだから、残された人が都合の良い方法で適当にやってくれるといいと考えているのであれば別に構いません。しかし、夫婦2人だけで永代供養がついた夫婦墓に入りたいという希望を持っている場合などは、生前に何らかの準備をしておく必要があります。たとえば、相続人となる子供がいたとしても、遠方で生活している場合ですと、コミュニケーションが十分に取れないのが普通です。生前に夫婦墓を購入して準備しておいても、それを知らずに別の場所に埋葬されてしまうという可能性があります。夫婦が同時に亡くなることは滅多にありませんが、残された方がボケていないという保証はありません。ですので、夫婦墓に入りたいと希望しているのであれば、エンディングノートなどにその旨をしっかりと書き残しておくのが望ましいです。